愛莉の思ったこと色々

愛莉の思ってるけど、口には出せないあれこれ

王道の凄いところを3つ挙げて見る


王道 さぁ、夢と絆を始めよう



こんにちは、8月は40年ぶりの雨16連チャンって事でびしょ濡れランの日々抜けてる時期は風吹いてもサボりますが気合い入ってる時は土砂降りでも走ります所沢のマラソンマン治療家の原です

ただ気合い入ってても雨だと治療院はちょっと暇

って事で先日のレッスンの画像を見つつランニング時の股関節痛、膝痛を考えてみます

右の股関節が度々痛むという方の走りがこちら
身体の中心軸に対して接地脚が右脚の方が中心に

左脚は若干中心よりも左に寄ってます

分かりやすくラインを引くとこんな感じ
この様に脚が中心に寄りすぎてると

骨、筋肉はこんな感じに
こうなると股関節、膝、足首は捩れや側方へのたわみができて非常に負担が強まります

これにソールに厚みのあるシューズなんかを履くとさらにたわみが助長されたりもします

ただこれを「じゃ右脚はちょっと外に接地しましょうね」

と言った所で動きはバラバラにな
ります

あくまで右脚が中心に接地しているのは結果であって原因は他にあるから

臀部の働きが弱かったり、腰に捩れがあったり

右の内腿が硬いなんて場合も多いですし上半身の姿勢に問題がある事もあります

それらから真の原因を見つけてあとは身についてしまった動きの癖を直す

私が手を加える場合もあれば本人に特定のエクササイズを繰り返してもらう場合もあります

そんな感じでひたすら訓練して少しずつ身体に正しい動きを覚えてもらうのが股関節、膝痛を治す、予防する王道になるんですよね(^^)
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王道から始めよう



夏休みの間、今年購入した雑誌を本棚に入れるべくデータを取って整理したんですが、いやあ大変でした。
というか、今年一度も整理せず、ダイニングテーブルの上に平積みしていたんですが(笑)さすがにとんでもない量になっていたんですよね

でも、本棚がすでに満杯なので、整理して入れる前に古い雑誌や写真集などを捨てなくちゃいけなくて

今年買った分だけで、フィギュア雑誌その他を合わせて57冊くらいありました

何と雑誌の入っている棚を計ってみたら、フィギュア雑誌だけで平積みしたら2mを超えることが分かりましたよ。

もちろん、文庫本やキリヌキは別ですよ。

これからはフィギュア誌以外は買うのを控えようかな…。
だって、きりがない
ですもん


というわけで、ここから下はしばらくチマチマ書いていたネタです。

例の新聞記者のアホネタもあり、ちょっと思うところを書いてみました。

いつものように、コメントとリンクは無しで、私の独り言として読んで頂ければ幸いです。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



ソチ後、フィギュア雑誌が雨後の筍の如く発売されましたが、最近それでもひと段落してきた感があります。

しかし、物足りないところがあるとすれば、フィギュアライターの方々の文章ほど、文章を本業としない方々の書くそれより面白味に欠けるという点でしょうか(笑)

ぶっちゃけ、記名記事でないものは私の感想と大差がありません。

なので、記名記事以外はほとんど読まないのですが、記名記事であっても特に読むところのない記事もいっぱいあります。



「現場に行っているのに、何故自分が思ったことしか書かないのかな?もっと選手の様子など、そのまま伝えられることはあるだろうに」
なんて思うことも多々あり\xA4
泙后\xA3

もちろん、選手については見聞きしたことを勝手に書けないのだろうなと理解はしています。

そこは、ゴシップライターではないので、与えられた場所で与えられた時間、囲み取材の時にしか選手の声をもらえないので、皆さん同じような記事になるのは理解できなくもないんです。


でも何というか、やっぱり面白くない記事は面白くないんです。



まあ、そう思う理由を簡単に言っちゃうと、
「私が知りたいのはライターがどう思ったかではなく、そこで何があったかなんだ」
ということです。

ライターに、贔屓の選手を持ち上げられた記事を読んで嬉しくなるのもファン心理ですが、そこに他の選手を下げるようなことを書かれていれば、テンションは一気に下がります。

結弦くんはライバルだってリスペクトしていますよね?
だから私達ファンだって、ライバル下げの記事など読みたくないのです。



先輩達の時代はどうだったかは分かりませんが、少なくとも今は、他選手を下げて自分の贔屓を上げるような記事を書いたライ
ターは読者に支持されることはないと思います。

そんな記事を載せた雑誌も後は続かなくなるでしょう。
そこは自然の淘汰というやつです。



かつてはスケート雑誌など年に10冊も発行されていなかったでしょうが、今は買うのが追いつかないくらい出ています。

その中で生き残ろうと考えたら、それぞれの雑誌もそれなりにキャラ立てが必要なのだと思います。つまり、雑誌としてのコンセプトを明確にし、他誌との住み分けを図るということです。

歯の浮くようなおべっかはいりません。
私達の知らなかった事実が書いてあればファンは買うのです。


今、一番人気が人気があるのは「ファン通信」とBBマガジンの「フィギュアスケートマガジン」かと思います。

どちらも後発の雑誌です。

「ファン通信」は「日本男子応援ブック」の。
BBマガジンはニッカンのフィギュア雑誌の後追いのようなスタンスで発売されました。


が、最終的に売り上げを伸ばしたのは後発の方です。


何が違ったのか\xA1
⊋絜┐鰐税鬚任后\xA3
雑誌のコンセプトに愛があるかないかの違いです。


「ファン通信」に関しては、とにかく写真を美しく載せることに重点が置かれていたように思います。

私も何度も「写真が美しい」と書いてきました。

写真に特色を乗せ、肌色なども綺麗に出るように色調補正されていましたし、編集が女性的でとにかく美しかったです。


対し、先発の「応援ブック」は、時に選手を茶化すような写真を載せるなど、売れるから作っているだけで選手に愛はないんだなという雰囲気がありました。

つまり、ただミーハーなだけというのが透けて見えたのです。


私が呆れたのは、まっちーの演技中の変な顔の写真を並べた号を見た時ですね。

何の意図があったのかは分かりませんが、あれはイケナイと思います。

結弦くんだけ美しい写真を載せてくれればいいというわけではないのです。

フィギュアの美を追求しているまっちーの、スピン中の変顔を並べたのに何の意味があったのかと、当時も憤慨した記事を書いた記憶があります。


あれは、まっちーから「この写真を使ってくれ」と言われたのでない限り、私は認められません。

もちろん、結弦くんの人気に便乗して作られた雑誌であるのは理解していましたし、時々ルールの解説を載せるなど、フィギュア誌として頑張ろうという姿勢が見えた時もありました。
このままフィギュア誌として成長して行くのかな?と期待した時期もあったんですよ。

しかし、結局フィギュアに、というか結弦くんにすら愛はないのが垣間見えちゃうんですね。

選ぶほど雑誌がない時ならともかく、これだけ雑誌が乱発されている時にこれは痛かったですよね。

なのでまあ、「ファン通信」にファンが流れるのは仕方なかったかと思います。




ニッカンは、元々スポーツ新聞ですので、新聞に載せた記事を焼き直して載せていました。

スポーツ新聞ですから、スポーツライターの文章は興味深く、最初はそれなりに選手への愛も感じていました。

新聞を買わなくても、新聞に載った記事が読めるので、便利と言えば便利でしたし、最初の頃は阿部健吾\xA4
気鵑竜Ⅶ槪覆匹蓮∅丨唎凸滅鬚ǂ辰燭鵑任垢茵\xA3

が、そんな雑誌の評判を一気に下げたのは、やはり青嶋ひろの氏のあのコラムでしょうね。

ショーマを高橋大輔の後継者とし、結弦くんに対して嫌味を利かせたコラムを載せたわけです。

あれはさすがに引きました。

あの号以降、熱心に結弦くんの周りをレポし、会見の完全再現を始めたBBマガジンに逆転された格好になったのだと思います。




もちろん、一番人気の選手におもねる必要はないんですよ。

たとえば、野球界におけるアンチ巨人のようなスタンスで、ライバル誌と別のスタンスを取りたいだけなのかもしれませんし、アンチ羽生のスタンスで「反羽生」層をターゲットにしようと考えたのかもしれません。

でも、誰かを馬鹿にするような写真や記事は雑誌の品格を傷付けます。
誰かを上げるために他の選手を下げる必要もないのです。

というか、特定の選手を下げるために他の選手を上げているだけにも見えて読者を不愉快にさせただけですし、そういった雰囲気を読者は肌で感じ、何と
なく敬遠するようになるわけです。



フィギュアファンはそんな風に、誰かを批判したりする記事に興味はありません。
そういう記事を喜ぶような層は、むしろフィギュアファンに敬遠されている層です。

アマゾンのブックレビューに痛いコメントを長々書くのもいかがなものかとは思いますが、他にもっと素敵な雑誌があれば買わなくなるのは当然のことだと思います。




ファンを煽るような記事は野球やサッカーでは当たり前なのかもしれませんが、選手の多くが未成年で、それで収入を得ているわけではないアマチュア選手を雑誌で下げるのは、不評をかっても仕方ありません。

まあ、今はキリがないくらい雑誌が出ていますからね。
こういったことをした雑誌は真っ先に淘汰されるのだと思います。


日経の原女史の記事は、そういう意味で、自分が所属する会社の威を借り、上から目線で選手を小馬鹿にする、もっとも嫌われるタイプの記事でしたね。

きっと、スポーツのことを何も知らないのに、長年そのスポーツを見てきているセルジオ越後さんの\xA4
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でも、フィギュアのことを何も知らないのは明白です。

現在、すてに当該部分をツイッターからは削除しているようですが、あらゆるところに
「過去に2つとも“リサイクル”したプログラムで五輪を戦った選手はいないとされる」
という言葉はコピーされ、魚拓を取られて残っています。

この言葉に、スケオタさんが
「エルヴィス・ストイコとヴィクトール・ペトレンコが、過去に使った曲を再度使ってオリンピックでメダルを取っているじゃないか」
と反論していましたが、彼女は同じ曲を使うということを強調したかったのではないのです。
あのコメントは「リサイクル」という印象の悪い言葉を使いたかっただけなのです。



同じ曲を使うという点で言えば、トリノの荒川さんだって似たようなものです。

トリノでは、当初フリーで使っていたショパンの「幻想即興曲」をショート用に作り直し、フリーに3回目の「トゥーランドット」を使ったわけです。

どちらも\xA1
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この場合、難易度が変わっていなくても振付が変わっていれば「リサイクル」ではないというのが原女史のスタンスでしょうか。

振付けを変えるのと難易度を上げるのでは、難易度を上げる方が簡単だと思っているのでしょうか。


原女史は、自分が所属する新聞社の名前を名乗りながら、荒川さんに対し「あなたはリサイクルしたプログラムで金メダルを取ったんですね?」と言えますか?
言えませんよね?

そんなことは小学生でもわかることです。



彼女は「日経新聞」という大新聞社の社員というだけで、自身が偉いような気がしているのかもしれませんが、同じ対応を受けてBBマガジンの記者さんたちは

「個別インタビューに関していえば1社あたりの時間はそれほど長くないのだが、こうして本誌を含む雑誌社のための時間をとってもらえるのは本当にありがたい。羽生とすれば、練習中にカメラを向けられれば集中がそがれないわけはないし、1社1社、個別に取材を受けるのは骨が折れるに違いない。しかも、取材の謝礼は不要。それでもこうし
て毎年メディア・デーを設けているのは、トップスケーターとして自分の声を日本のファンに届ける責任があると考えてのことだろう」

とコメントしています。

HERO"Sでインタを受けていた時、結弦くんの目には隈ができていましたよね?
きっと疲れているんでしょうに、それでも、芸能人でもないアスリートが1社1社笑顔で対応してくれているのです。

それを見て、「本当にありがたい」というメディアと、「プログラムをリサイクルしている」というメディア。

どちらが人として正しいかは比べるまでもないことだと思います。



選手の好みは人それぞれです。
同じ曲を使っていても、シーズンの終わりには聞くのも嫌になるほど飽きっぽい選手もいれば、飽きずに楽しく滑ることのできる選手もいます。

毎年変えるのが素晴らしいわけではないのです。

飽きっぽい人と、同じ曲を何度でも楽しめる人と、性格が違うだけのことです。

飽きて毎年曲を変える選手が、もしじっくり2年使うことが出来たら、もっと完成度を上げることができ\xA4
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どちらがいいとか悪いとかの問題ではないのです。

実際、今シーズン、過去のプログラムを復活させる選手はたくさんいます。
五輪シーズンなのですから当然のことです。

同じ構成であれば飽きられるかもしれませんが、滑り込んでいる分完成度は上がり、ミスは減ります。

ジャッジは飽きても完成度が高ければ高得点をつけることになります。
それが新採点システムなのです。




原女史のような考え方の人には、プルシェンコのプログラム「ベストオブプルシャンコ」はどういう風に映ったんでしょうね。

「そんな古い曲のリサイクルをせず、新しい曲でメダルを狙うべき」
と、プルシャンコに言えるんでしょうかね?

それとも
構成は上げても同じ振付け→リサイクル
構成は同じで違う振付け→リメイク
こんな感じで使い分けるつもりなんでしょうか。




スポーツ系メディアの方は皆さん、結弦くんが次に何をするんだろうと興奮しながら追いか
けています。
アスリートをリスペクトし、仕事を楽しんでいます。

好きではない人間の記事を書かなければいけないのは面白くないのかもしれませんが、どの記事を読んでも、どんなスポーツに対しても造詣が深いようには思えません。
だったらスポーツ担当なんてやめればいいのです。

もし、自分はスポーツのプロだというのなら、もっと勉強すべきではないのでしょうか。







もう一人、スケオタさんに不満を持たれている田村明子氏について、以前私は、なぜ彼女がこれほどスケートファンに嫌われるのかがわからなかったんですよ。

私も、言っちゃえばサイタマワールドニワカですから。

彼女が過去に書いてきたもの全てに目を通したわけではなかったので、どこがスケートファンの逆鱗に触れたのかがイマイチ分かっていなかったのです。

それが、最近になって、彼女のNumberの過去記事を全て読んで納得しました。

ソチ前の国別対抗戦で高橋大輔がパトリックに勝った頃の記事などで、Pちゃんに対する恨み言のようなことを\xBD
颪い討い燭鵑任垢諭\xA3

カナダに対する恨み言とでも言うんでしょうか。

ジャッジ達はカナダに買収されているとでも言いたげな、かなり酷い記事を書いていました。

これはフィギュアライターとしてどうなんでしょうね。



それを読んだ時に思ったのは、彼女は新採点方式を理解していないんだな、ということでした。
当時、彼女は何故パトリックに高い点が出るのか分かっていなかったのです。

ヘルシンキワールドで、彼女は結弦くんのフリー演技を見てすぐに優勝を確信したと書いていましたよね?

スコア的にはまだ上回る可能性のある選手がいるのに、スコアを計算することなく確信してしまうということは、今もまだ分かっていないのかもしれませんが…。

現在の点数のつけ方は点数の積み重ねであり、全体の美しさや完成度を難易度が上回ったら、転倒した選手が勝つこともあり得る採点方式です。

美しさや完成度にプラスのGOEを付けてもなお相手の難易度の方が高い場合は、転倒分を差し引いても合計点で上回るのです。

より
観客を感動させた演技が勝つのではなく、より美しくミスをせず、その上で難易度を上げ点数の高い選手が勝つのです。

今のジャッジシステムでは、低難度のジャンプを回転不足で着氷し笑顔で成功したアピールをするのと、高難度のジャンプをクリーンに、真面目な顔で着氷するのでは、後者が勝つのです。



昔は前者が勝っていたんですよ。

技術より演技力が、挑戦より完成度が勝敗を左右していたのです。

新採点についていけていない人が陰謀論を唱えるのはこういった部分からです。

新採点方式になる前の演技を、今の採点方式で採点し直せば、メダルの色が変わるだろう例はいくらでもあります。

そうやって、技術がないがしろにされて、本来の技術であるスケーティングより、踊る方がフィギュアの本質だと誤解されていったため、採点方式が変わったのです。



少なくとも、ヘルシンキワールドで結弦くんのフリーが終わった時点では、結弦くんの金メダルは確定ではありませんでした。

つまり、フィギュアライターという人達ですら、採点方法\xA4
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パトリックに対する恨み言も、気持ちは分からないでもないけれど、採点システムを理解していたら出てこない言葉なんですよね。


うーん…。
こういう人達の分析やコメントを、フィギュアライターだからという理由で有り難がる必要はあるのかなぁ?

最近私も、ちょっとだけそう思うようになってきました。



もちろん私も、フィギュアの勉強をするまではパトリックの演技を見ても凄いとは思いませんでしたから、決して偉そうなことは言えないですよ。

でも、多くの演技を見て勉強した後にパトリックを見て、目から鱗が落ちたんですよ。

まずスピードが全く違う。

ソチの頃までは、私はウィルソンの結弦くんのプログラムを、
「チャカチャカと忙しなく足を動かすプログラム」
だと思っていたんですよ。

それが、その後パトリックの演技を見て
「なんでこんなにターンやステップ踏んでこのスピードで滑れるの?」
と、あのチャカチャカが繋ぎの動き
だと理解できたわけです。

とにかく、評価されるのはスピードです。
どんなエレメンツも、スピードがあれば格段に難しくなるからです。

さらにそれを片足でやる。
片足でスピードを落とさずターンやステップが踏めるのは、技術がないとできません。

ゆっくりやっている演技と、スピードある演技では、絶対にスピードがある方が評価されるんです。
その上であの繋ぎの濃さ。

Pチャンが評価されていたのはそういう部分です。
表情が硬いとか腕の動きが美しくないとか、そんなことは関係ないのです。


良く槍玉に上がっているニースワールドの演技などは、ショートであの点差を持っているということを踏まえた上でフリーを見たら、冒頭の完璧な4回転2本とクリーンな3Aが決まった時点で、もう4回転1本の選手に勝ち目はなかったんですよ。

あの演技にブーイングをした観客は、エレメンツの点数を知らなかったんでしょう。



まあ、点数のつき方を知らない観客は仕方ないのですが、ライターやコーチがスコアに疑問を\xBB
鈇辰討い襪茲Δ任魯瀬瓩任后\xA3

お仕事ですから。

本来は、観客に点数の説明をするくらいでなくちゃいけないのに、こんな点数はおかしいと書いたのではフィギュアライター失格です。


見た目で感じたことを書くだけならファンブログで充分です。



取材でバックヤードに入っているにもかかわらず、テレビで見たのと大差ない情報しか与えてくれないなら、沢山情報を載せてくれている他のライターの雑誌を買えばいいことです。

後は綺麗な写真があれば、他に雑誌から得られるものはありません。


ルールを知らないライターの、主観に満ちた感想を読むだけなら、ただ見たものをそのまま書いてくれる方々の記事の方がよっぽど正確で面白いのです。


で、田村氏の、パトリックがまるでカナダスケート連盟の卑怯な手段で連勝していたかのような、余りにも身贔屓が過ぎる言葉で高橋大輔を持ち上げていた記事を読んで、思うこともありました。

それは、きっとそう書けば当時の日本のスケートファンに拍手喝采されると思ったんだろうな、ということ
です。

実際、当時の高橋大輔人気は凄かったですからね。

どうせファンはスケートのことを理解していないだろうから、煽るような事を書けば多くの人に読んで貰えるだろうと考えたとしても、おかしいことではありません。

ブログをやっている私ですら、難しいルールを勉強して載せるより、感情的で感傷的なことを書くほうがアクセス数が増えるのに気付くくらいですからね。
ライターは当然、ファンの動向に沿って記事を書くのでしょう。


ただ、本当にスケートを理解していたスケオタさん達は、パトリックの実力を大変高く評価していたわけです。

だから、何故パトリックが勝ったのかを理解せず、ネットにパトリック批判を載せていたライターを嫌悪したのでしょう。

そういう意味ではスケオタという存在は中立です。

日本人選手だから盲目的に応援しているわけではなく、良い選手は評価しエールを送るのです。

海外選手であっても同じです。
というか、かつては海外選手の方が圧倒的に上手かったので、海外選手のファンの方が多か\xA4
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田村氏は、高橋大輔贔屓でパトリックを批判した。
しかも、採点方式を理解せず、パトリックの良さを説明も出来ていない。

その点でスケートを愛する人達から敬遠されるようになったんでしょうね。





青嶋ひろの氏は、宇野贔屓で羽生批判をしてスケート界から姿を消しました。
どんな背景があってあんな記事を書いたのかは分かりませんが、余りにも下手なやり方でした。

煽ってアクセス数を増やすネットと違い、雑誌の記事で選手を馬鹿にするような記事を書いたらアウトです。

ライターの仕事はしていても、もう記名記事は書けないでしょう。


もちろん、中立じゃないライターなんていくらでもいます。
BBマガジンの山口氏も、他の選手のファンから見れば結弦くんに偏り過ぎです(笑)


ただ、読者に受け入れてもらえるかどうかは、ライターの視線に選手に対する愛があるかどうかの問題なのかな?と思います。

BBマガジンのライター達は、今、フィギュアが面白くて仕方ないとい
った感じです。
純粋に、結弦くんの戦いを間近で見て、一緒に興奮しているのだと思います。

長久保カメラマンのコラムもそうですが、凄いシーンを撮りたい、凄い瞬間を目撃したいと、スポーツを愛している熱を感じるコラムに私たちはワクワクするのです。

それこそがスポーツメディアの醍醐味です。

私達は、そうやって、選手と一緒になって緊張しハラハラし手に汗を握り、そして一緒に泣いているライターの言葉を聞きたいんです。

残念な時も奇跡的な光景も、一緒に興奮し感動してくれる人の言葉を聞きたいんです。

そこに、上から目線で誰かを批判する言葉は必要ありません。おべっかも必要ありません。
ミックスゾーンで聞いたことを、ただそのまま伝えるだけなら一社で十分ですよ。


間違っていることは間違っていると書いてくれても構いませんが、陰謀論はいりません。

そういった批判は、プロスポーツでは有りかもしれませんが、選手のほとんどが10代で、フィギュアでお金を儲けているわけでもないスポーツには必要ないんです。


甘やかす必要はありませんし、失敗は失敗とちゃんと指摘しても構いませんが、選手を小馬鹿にするような言葉は不要です。

過去に一度でも陰謀を口にしたフィギュアライターは、猛省をお願いしたいと思います。




ノブやシューゾーがフィギュアファンの支持を得るのは、彼らの視点に愛があるからです。

フィギュアに対する愛情を失ってもフィギュアについて書かなきゃいけないライターもいるかもしれませんが、少なくともルールの勉強はして欲しいと思います。

そうすれば、パトリックの強さが分かると思いますから。


結弦くんの闘志も、成そうとしていることの偉大さも、その重圧のすさまじさも、それに笑顔で耐えている結弦くんの凄さも、上から見下ろしていたのではわからないことでしょうから。





先日発売された「アイスショーの世界」で、まっちーの大変素晴らしいインタビューが載りましたね。

今、「WORLD FIGURE SKATE」のような老舗の雑誌は苦戦していると聞いたことがありますが、私はそんなことはないと思っ
ています。

今のようにフィギュア人気が高まる前から老舗の雑誌はあり、浮き沈みがあっても続いてきているのですから、決して売り上げが落ちているというわけではないと思います。

フィギュアの人気が無かった頃に比べたら、まだ全然マシな方でしょう。


総合誌としては他に、「Life」と「クアドラプル」がありますが、これらの雑誌は体裁を変えていますので老舗というほど古いわけではありません。

この中で、苦戦しているとしたら「Life」でしょうか。

まあ、羽生ファンを怒らせたからだのなんのと言っている人がいますが、そんなことが原因ではないと私は思います。

売れていないとしたら理由は明白です。

余りに手を広げ過ぎて、ターゲットを絞れていないんです。


ある意味、フィギュアの全てを網羅している一番力の入った紙面なのですが、男子も女子も、日本も海外も、シングルもペアも、ジュニアもシニアも、全てのジャンルと選手が網羅されているため、この雑誌を楽しめるファンの絶対数が少ないんだと思います。

\xA4
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そういう意味では、WFSが「アイスショー」を別冊にしたのは賢明でした。

今は、選ばなければいけないくらい雑誌が氾濫していますので、そこはターゲットを絞らないと内容が詰め込み過ぎになりますよね?

手を広げ過ぎて誌面が散漫になると、逆にどのジャンルのファンも満足できなくなるのです。

興味のあるページが少ないのにあの価格では、似たような他の雑誌を買うのは仕方ないところでしょう。

海外選手の情報なら、選手それぞれのSNSの方が情報は早いですからね。

もちろん、フィギュア雑誌としては王道なので、このスタイルで貫いている雑誌があってもいいと思いますが、ある意味、最もコアな雑誌でありながら最もニーズの低い雑誌なのかもしれませんね。



そういう意味では「クアドラプル」はシングル男子のみである分、まだ買いやすいです。

当然ながら選手当たりのページも増えますし、女子やカップルに興味はなく、男
子に特化して、尚且つ詳しいインタビューなどを読みたいなという層には買いやすくなっていると思います。





まあ、これだけ雑誌の数が増えてくると独自性をどこで出すかが雑誌の生き残る分かれ道ですよね?

「アイスジュエル」は、結弦くんサイドががっちり噛んでいる印象があるのですが、あれは海外のスケート関係者と技術的な解説に主軸を置いていますよね?

海外選手のインタビューは、場合によってはネットの情報の方が早い場合もあるので、特に貴重なものではなくなっているんですが、技術解説に力を入れるのはいいことだと思うのです。

結弦くんは絶対に、ファンにもっとルールを知って欲しいんじゃないかと思いますしね。




ま、雑誌はこれから淘汰されていくのか、オリンピックを機にまた爆発的に増えるのかは分かりません。

大手出版社は残るでしょうが、フィギュア人気に飛び付いただけの小さな出版社は消えていくかもしれません。




そんな、泡沫雑誌の中で、何故か私が好きなのは「memorial」なんですよ(笑)